あの感動作品『白い船』が10年の時を経てデジタルリマスター版Blu-rayで蘇る。
企画・リダビング/角松敏生 監修/錦織良成
インディーズ作品ながら劇場公開時10万人動員を超える名作が、ついに待望のブルーレイ化。フィルムスキャニングの手法により、35mmフィルムを1コマ1コマ、デジタルデータに変換。さらにシーンごとのカラーグレーディングやCGの追加を行ない、オリジナル原版以上のクオリティーを実現。また、角松敏生自らがアナログサラウンドから5.1chデジタルサラウンドとステレオにデジタルリミックス。島根の人と自然を撮り続ける錦織良成監督の「しまね三部作」第一作、『うん、何?』『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』へと続く、錦織監督の原点がここにある。
思いは届き、夢は叶うものなのです。「あの船にのりたい」と願った子供たちと「のせてあげたい」と誓った大人たちの本当にあった物語」
【ストーリー】
島根県の漁村にある全校生徒数17名の小さな小学校。 赴任から間もない女教師の静香は、先生という職業に対して悩みを抱いていた。静香のクラスに窓の外ばかり見ている6年生の好平がいた。ある日、好平は水平線の彼方に白く光る物を見つける。それは沖を行くフェリーだった。静香の発案で好平たちは船長に手紙を出した。手紙を受け取った船長は、子供達の気持ちに応えてプレゼントを添えて返事を送ったのだった。何度も手紙を交わすうちに生徒達と船長の交流は深まり、子供たちは船長のフェリ—に乗りたいと強く願うようになった。そして、周りの大人達もその願いを叶えようとするのだが・・・
【スタッフ】脚本・監督/錦織良成 音楽監督/角松敏生
【キャスト】中村麻美、濱田岳、中村嘉葎雄、尾美としのり、大滝秀治ほか
【特典映像】『白い船』デジタルリマスター化プロジェクト。角松敏生の呼びかけにより立ち上がったプロジェクトの軌跡を追う。